事務局長交代のご挨拶
前事務局長 退任挨拶
農学知的支援ネットワーク(JISNAS)の設立は2009年11月ですが、その準備は2008年の早い時期に始まっています。7年も前のことになります。当初から当時名大に出向していたJICA職員に組織設計や会則案作成などでご尽力をいただきましたが、事務局に伊藤圭介氏を迎えてからは活動の幅も深さも広がりました。入会勧誘のため手分けして回った全国の大学訪問、田中運営委員長のお考えで進めた全国農学系学部長会議へのオブザーバー参加、PEACEプロジェクトのアフガン留学生に対する農学分野の全国ワークショップ、JOCVとの連携、さらにはJICAアフリカ稲作研修などを通じてその認知が広がるにつれて団体会員の入会が漸増し、また、国際協力や国際研究などで実際に海外で活躍している人たちの入会も増えてきました。大学の動きや大学を巡る情報を求め、また横のつながりを求めているのだと思います。
文科省主導によって大学の国際化が加速されてきています。この状況の中で、国際教育協力を通じた国内外の人材の育成や教育研究の実践は今後ますます増えてくるものと予想されます。JISNASは大学間の競争をあおるのではなく、お互いに知識や経験、情報を共有しながらともに国際化や国際協力を進めていく横のつながりを媒介する組織です。そのためにやれることがあります。今後のさらなる発展に期待するところです。これまでの皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
前事務局長 浅沼 修一
新事務局長 就任挨拶
カテゴリ: お知らせ |掲載日: 2000年4月27日