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【国際農研】CRDS俯瞰セミナー「グローバル課題に応え、SDGsを実現する国際農業研究開発」開催のご案内（5/24）

国際農林水産業研究センター（国際農研)より、国際トウモロコシ・コムギ改良センター（CIMMYT）所長の来日を機に開催されます研究開発戦略センター（CRDS）が主催の俯瞰セミナー「グローバル課題に応え、SDGsを実現する国際農業研究開発」開催のご案内がありましたのでお知らせいたします。
　セミナーでは、CIMMYTのBram Govaerts所長、国際農研のGuntur V. Subbarao主任研究員が講演されます。是非この機会に会員の皆様にご聴講いただきたく、ご関心ある皆様へのご周知方、どうぞよろしくお願いいたします。

開催趣旨

国際トウモロコシ・コムギ改良センター（CIMMYT）所長、Dr. Bram Govaertsの来日に際し、CIMMYTのミッションである、気候変動や国際情勢をも見据えた、グローバルな食料安全保障と
SDGsに資する研究開発について、現在の世界情勢についても言及を頂きながら解説を頂く。
　また、「緑の革命」の発祥の地であるCIMMYTでは、「緑の革命」の負の遺産ともいえる、化学肥料の環境中への大量流出と、強力な温室効果ガス(N2O)の排出を削減する研究開発が進行中である。その一環として、生物的硝化抑制（Biological Nitrification Inhibition: BNI）作用の研究について、国際農研と共同で研究開発が進められている。この小麦の化学肥料削減に関わるBNI研究開発は、2021年に国際的な学術雑誌で論文賞を受賞し、脚光を浴びた。BNI研究開発についても、その経緯と今後の展望についてお話頂く。