<報告>第二回JICA-JISNASフォーラム~農業セクターにおける国際協力とマーケティングの重要性~
平成25年12月16日(月)午後3時より竹橋合同ビルにて 第二回JICA-JISNASフォーラム~農業セクターにおける国際協力とマーケティングの重要性~が開催され、大学関係者、JICA職員のみならず、民間企業等多方面の方々にご参加いただきました。
話題提供では「マーケティング」を視野に入れた農業分野協力に尽力されている方から情報提供と問題提起を受け、パネルディスカッションではJICA、大学、官公庁、民間企業等それぞれの立場から様々な意見が出され、貴重な意見交換の場となりました。
その概要をご報告いたします。
プログラムの内容
1. 話題提供 (1時間20分)
農業セクターにおける国際協力とマーケティングの重要性について、3つのテーマで話題提供されました。
◆【話題提供①】 国際協力機構農村開発部 次長 岩谷 寛
~農業・農村の発展状況に応じた適切なアプローチ~
◆【話題提供②】 国際協力機構 国際協力専門員 相川 次郎
~小規模園芸農民の所得向上を目指すSHEPアプローチ~
◆【話題提供③】 東京農業大学 国際食料情報学部 教授 板垣 啓四郎
~農産物流通の分析視点と国際協力のあり方~
2. パネルディスカッション (1時間)
農業分野においてマーケティングは不可欠な要素であり、農業者の所得向上、価値生産性の追求、農産物流通の特徴、農業者と民間企業との連携のあり方等、どのように貢献していくかについてパネルディスカッションが行われました。
また、本フォーラムの総括として、JISNAS運営委員長より、マーケティングを通じた生産現場と流通、マーケティングシステムを含めて、民間企業の経験を十分に吸収して教育研究し、JISNASメンバーと、民間企業との連携、交流をしていくことが必要であり、JICAにも協力いただきながら今後もこのような機会を作っていきたいと思っています。
【パネラー】 |
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カテゴリ: JISNASの活動 |掲載日: 2014年6月27日