<報告>第7回農学知的支援ネットワーク(JISNAS)総会が開催されました
平成28年3月16日(水)に平成27年度農学知的支援ネットワーク総会が開催されました。その概要を報告いたします。
審議・報告事項
1.平成27年度事業報告
2.平成28年度事業計画
3.平成28年度総会の開催時期と開催地
4.日本学術会議協力学術研究団体への登録
5.投稿要領の改訂
6.その他
主なポイントについて
1.平成27年度事業報告
・分科会幹事会の実施[2015年11月28日(土)]⇒分科会活動の課題整理と活動方針について検討した。
・第4回JICA-JISNASフォーラム[2016年3月15日(火)]⇒「教育・研究力の高度化に向けた人材育成を通じた大学の外交力」をテーマとして議論した。
・学術雑誌「農学国際協力」の編集⇒Vol.14に掲載する論文等の審査と編集を行った。
2.平成28年度事業計画
・分科会幹事会⇒半期に1回ずつ、計2回の分科会幹事会を開催する。
・第5回JICA-JISNASフォーラム⇒セミナー・シンポジウム分科会を中心に企画を検討する。
・学術雑誌「農学国際協力」の発行⇒Vol.14をオープンジャーナルとして発行する。
4.日本学術会議学術研究団体への登録
JISNASを日本学術会議の協力学術研究団体として登録し、学術雑誌「農学国際協力」の認知度を高め、投稿原稿数の増加を図る。
5.投稿要領の改訂
掲載する記事のカテゴリーを見直し、論文の投稿、査読、編集のプロセスについても効率化を図るための整備を行う。
各分科会からの報告
1.セミナー・シンポジウム分科会
平成27年度の第4回JICA-JISNASフォーラムを2016年3月15日に開催した。今後、大学が取り組む国際貢献事業を社会へ紹介する機会としても、フォーラムの取り組みを活用したい。
2.雑誌分科会
編集作業の明確化と役割分担、投稿に関する取り決め、掲載記事カテゴリーの変更を検討した。「農学国際協力」を広く周知するため、JISNASを日本学術会議の協力学術研究団体として登録することを計画している。
3.国際協力分科会
・平成27年度の活動:ミャンマー国「イエジン農業大学能力向上プロジェクト」(5年間)、ミャンマー国「農業セクター中核人材育成」(2年間)実施への支援、パラグアイ国「イネ研究現状確認調査」団員の推薦・派遣、パラグアイ「国際土壌年記念セミナー」基調講演者の推薦を行った。
・平成28年度の活動予定:引き続き、国際協力と農学分野における教育協力や農業セクター中核人材育成への支援に取り組む。
4.国際研究分科会
各国の国際共同研究ニーズを把握し、他機関との連携等進めるとともに、研究会、交流会等の共同開催や情報提供を行う。
5.人材育成分科会
JICA課題別研修「アフリカ地域 稲作振興のための中核的農学研究者の育成」を実施、「食の安全保障隊(仮称)」プログラム帰国報告と体験談(会員専用HP:http://www.jisnas.com/member/memreport/334.html)を紹介、大学が関与する活動について議論を行った。
引き続き、JICA課題別研修「アフリカ地域 稲作振興のための中核的農学研究者の育成」を実施、活用可能な人材育成事業等の情報共有を図る。
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本件についてご質問等ございましたら、JISNAS事務局までご照会ください。
ご質問、お問合せ
農学知的支援ネットワーク(JISNAS)事務局
464-8601名古屋市千種区不老町
TEL: 052-788-6166 FAX: 052-789-4222
E-mail: jisnas@agr.nagoya-u.ac.jp Web: http://jisnas.com/
カテゴリ: JISNASの活動 |掲載日: 2016年5月10日