学術雑誌「農学国際協力」Vol.20のご案内
農学国際協力分野において、国々の発展を基盤とした世界平和を構築するための協力(人材育成や発展、環境保全等)が求められます。また、日本の農学分野においては先進的研究をいかに国際的に展開していくか、また世界的な問題解決のためにどう用いていくべきか、課題は多くあります。
そのため、農学の研究成果を国際的に展開していくことへの理解や意欲を持った研究者を増やし、国際的な視野を持って、現在の農学研究を展開していく若者を養成する必要があります。このような観点から、課題に関する原著論文・総説およびその他の論文を集積し、農学国際協力という分野の体系化、理論的根拠の深化をはかります。
最新号Vol.20 について (JISNASトップページのバナーからもリンクできます)
URL:https://icrea.agr.nagoya-u.ac.jp/jpn/journal/backnumber.html
最新号Vol.20をご案内いたします。本号では、山内章JISNAS運営委員長に「農学知的支援ネットワーク(JISNAS)」と「農学国際協力」と題した巻頭言をご寄稿頂きました。フィールドレポートでは、「安全野菜消費のための学校教育を通じた意識啓発」として、ベトナムハノイ市における事例分析を掲載しています。また、JICA研修の報告として、研修教材「Prospect of rice development in Africa」をStudy Textとして、また、オンラインによる「アフリカ地域稲作振興のための中核的農学研究者の育成」のコア研修・個別研修の実施として、報告記事を掲載しています。是非ご一読下さい。
目次
【巻頭言】
■「農学知的支援ネットワーク(JISNAS)」と「農学国際協力」
山内 章(名古屋大学)
【フィールドレポート】
■安全野菜消費のための学校教育を通じた意識啓発
―ベトナムハノイ市における事例分析―
熊代 輝義(JIRCAS) 他
【Study Text】
■Prospect of rice development in Africa
Jun-Ichi Sakagami(Kagoshima University)
【JICA研修報告】
■オンラインによる「アフリカ地域稲作振興のための中核的農学研究者の育成」のコア研修・個別研修の実施
江原 宏(名古屋大学) 他
投稿要領
以下のアドレスにてご確認下さい。
URL:https://icrea.agr.nagoya-u.ac.jp/jpn/journal/
カテゴリ: JISNASの活動 |掲載日: 2022年4月15日