文字サイズ

ホーム > 最新情報一覧 > 国際シンポジウム「農林水産研究分野で国際的に活躍できる日本人研究者の育成の現状と課題」を開催

国際シンポジウム「農林水産研究分野で国際的に活躍できる日本人研究者の育成の現状と課題」を開催

平成24年11月9日(金)エッサム本社ビル(東京都千代田区)にて、国際シンポジウム「 農林水産研究分野で国際的に活躍できる日本人研究者の育成の現状と課題」(ICCAE第13回オープンフォーラム)が開催されました。

同シンポジウムは、農林水産分野における越境的研究課題の解決、貧困や持続的開発等国際問題等への貢献など、国際研究や国際協力に取り組む日本人研究者の育成についての取組みの方向性を示す提言を行うことを目的におこなわれました。

はじめに国際農林水産業研究センター、国際協力機構、九州大学、東南アジア農業高等教育研究地域センター、カタギ食品株式会社と各方面の有識者がそれぞれの立場からみた日本人研究者の育成の現状と課題について講演を行い、つづいて事前調査の結果に基づいた提言案の発表があり、それらを踏まえ最後にパネルディスカッションがおこなわれました。

参加者からは、若いうちから海外実地研修など農業の現場をみてその面白さや必要性を認識させることの重要性や国際機関での経験をもつ研究者のキャリアを生かし切れていない現状、国際的活動の適切な評価の必要性など、多くの指摘や提案がなされました。 議論を深める中で、農林水産分野の研究に興味をもって入学した学生の、その興味や関心を生かしてどのように育てていくか、またその重要性を関係者が理解し現在の教育体系に組み込んでいくかがカギになることが明らかになりました。

 

パネルディスカッションの内容はこちらから → パネルディスカッション.pdf

 

shinpo2.JPG

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なお、このシンポジウムは農林水産省からの委託事業「平成24年度地球規模課題国際研究ネットワーク事業(国際研究ネットワーク形成等の推進)」の一環として開催されました。詳細についてはこちらをご覧ください。

 

chikyu2.JPG


カテゴリ: お知らせ |掲載日: 2013年1月16日